一般社団法人全国木材組合連合会(全木連、東京都千代田区)は10月8日、全国木材協同組合連合会(東京都千代田区)が公開するWEBマガジン「Love Kinohei ラブキノヘイ」を、“木の街づくり”をテーマにリニューアルしたと発表した。
同サイトでは、これまで木塀やウッドデッキなど民間の外構設備の事例を中心に紹介してきたが、今後は構造材、内装材に木材を使った学校・庁舎等の公共施設や公共の場に設置された外構部の事例まで広く紹介する。今回新たに「木のある暮らし・木の街づくりのメリット」などコンテンツを追加し、“木の街づくり”の魅力を伝えるオウンドメディアとして情報を発信していくという。
11月から、子どもの家具をDIYでつくる手引きや森林資源の活用が環境維持につながることがわかる絵本など、木育に役立つコンテンツなどを順次公開予定。
SDGsが注目されるなか、全木連は同サイトで、国産材使用の重要性やWithコロナでの快適な生活環境へのヒントなど、さまざまな視点から木のある暮らしを提案。木材があまり使われてこなかった中高層建築物や外構設備において木造化をすすめ、健全な森林管理と資源利用を促進していくとしている。
リニューアルを行った10月8日は、「十と八」で「木」の字になることから「木の日」に制定されている。林野庁や木材関連団体では毎年10月を「木づかい推進月間」とし、さまざまな取り組みを展開している。
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