住宅設備販売の八尾トーヨー住器(大阪府八尾市)は、工務店・建築会社を対象にしたSDGs拡大キャンペーンを実施する。期間は12月31日まで。
LIXIL(東京都江東区)とのコラボ企画として行うもので、同社が開催する地域貢献型イベント「こころプロジェクト」の経験を生かし、建築業界におけるSDGsへの取り組み拡大を目指すという。
同キャンペーンは、期間中の対象商品(LIXIL製品)の販売台数に応じてLIXILから同社に支援金が支払われ、その支援金をNGO法人日本国際飢餓対策機構、NPO法人グローブジャングルに寄付するというもの。これらの団体を通して国際社会の目標達成の実現を図るとともに、キャンペーンに参画した工務店は通常の事業活動の延長線上で、間接的にSDGsに取り組むことができる。
日本国際飢餓対策機構は、飢餓・貧困と闘う人々に協力し、飢餓のない世界の実現のため「ハンガーゼロ」運動を推進。グローブジャングルは、カンボジアで孤児院支援や学校建設など、子供たちの未来を創るサポートを行っている。
同社は、今後もSDGsの課題解決を経営課題と捉え、全従業員で解決に取り組むことで、企業価値の向上と持続的な社会の実現に貢献していくとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。