vacances(東京都港区)はこのほど、世帯年収800万円以上かつ小学生以下の子どもを持つ保護者を対象に、「with/afterコロナ時代の理想の家」に関する調査を実施し、その結果を発表した。新型コロナの流行前と後で、家に求める理想像が変わっているかを調べたところ、流行前は「通勤・通学が便利な立地」(42.2%)、「広さ・間取り」(22.2%)、「耐震性や耐久性」(15.3%)などが上位に入っているのに対し、流行後は「在宅勤務スペースの確保」(36.8%)との回答が最も多かった。次いで「遊べる空間がある」(24.5%)、「趣味に没頭できる空間」(12.3%)、「内観デザイン」(11.1%)、「庭や緑を感じられる」(10.9%)となった。
with/afterコロナの時代は家で過ごす時間が長くなると思うかとの問いには、9割近くの人が「はい」(88.6%)と回答。with/afterコロナ時代に家で行いたいこととしては、「BBQなどのホームパーティー」との回答が最も多かった。次いで 「プロジェクターでドラマ・映画鑑賞」(32.6%)、「スポーツイベントの観戦」(13.7%)、「ガレージでDIY」(8.0%)、「お風呂で映画・音楽鑑賞」(7.0%)となった。
新型コロナの流行は、家に対する考え方を変えたかどうかを尋ねたところ、67.9%の人が「変えた」と回答した。
調査期間は9月11日~14日。調査人数は1018人。
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