日本デザイン振興会(東京都港区)は10月1日、グッドデザイン賞の2020年度受賞結果を発表した。今年度は、昨年とほぼ同数の4769件を対象に審査を実施、昨年より25件少ない1395件が受賞した。受賞企業数は、昨年より34社多い974社だった。受賞作品の中でも独自性、提案性、審美性などの面で特に優れた作品は「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた。この中から今後さらなる審査を実施し、「グッドデザイン大賞」「グッドデザイン金賞」などの特別賞が決定する。発表は10月30日。
「グッドデザイン・ベスト100」には、住宅関連では、相羽建設(東京都東村山市)と野沢正光建築工房(東京都世田谷区)による住宅街区[ソーラータウン府中]、MUJI HOUSE(東京都豊島区)の平屋戸建住宅 [陽の家]などが選ばれた。
グッドデザイン・ベスト100に選ばれた受賞作品の詳しい情報はグッドデザイン賞のホームページで公表されている。また、東京ミッドタウン・デザインハブで開催中の「グッドデザイン・ベスト100」でも一部が紹介されている。
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