一般社団法人全国古民家再生協会(東京都港区)は10月1日、「まちの終活」への取り組みの一環として、家の記憶を記録に残すオーダーメイド書史「家史」制作サービスを提供するNPO法人ムラツムギ(東京都杉並区)との間で、「古民家等の再生利活用、空き家課題解決に関する事業」と「家史および地域の終活に関する事業」を推進する包括連携協定を締結した。
移築や老朽化など、何らかの理由で家を手放す人に対し、同協会の各支部を通して「家史」の案内を開始する。自宅の取り壊し等を行うか迷っている人に伴走できる新たな仕組みとして全国に展開していく。
「家史」の制作料金は、製作費+3冊セットで25万円(税込)。打ち合わせ・取材・撮影・試作・フルカラー印刷・製本・送料など、制作にかかる費用のすべてを含む。
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