高千穂シラス(宮崎県都城市)は10月14日、温度調節機能を付加した日本初という内装パネル「シラス アドイン・クール」の販売を始める。
南九州でとれた火山噴出物「シラス」、石膏、無機蓄熱素材を原料に使った湿式壁を、298×298×15mmのパネルに仕立てた。
パネル内には、温度を25℃付近でキープする保冷・保温パックを内蔵することで、夏は急激な温度上昇を抑え、冬は暖房のあたたかさを蓄えて室温を下がりにくくする。
シラス壁特有の消臭・調湿・抗菌といった多機能性や、自然素材の質感はそのまま発揮する。
石膏ボードや合板、RCの下地に面ファスナーまたは両面テープで容易に取り付けられるため、住みながらの住宅・店舗リフォームに適するという。
5色4デザイン。
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