Looop(東京都台東区)は9月29日、戸建て住宅向けに、電気自動車(EV)充電器の施工販売を開始した。
取り扱う商品は、コンセントタイプ、Mode3普通充電器、充放電機(V2H)の3種類。希望の充電器を同社が顧客宅に設置する。コンセントタイプは、車載のケーブルセットを使って充電。Mode3普通充電器は、ケーブルが付属しており、充電用コネクタを車に差し込むだけで充電ができる。充放電器(V2H)は、ケーブルを車に差し込むだけで充電ができるほか、EVに貯めた電気を家庭で利用することもできる。
自宅に充電インフラを整備することで、充電スポットで順番待ちをする必要がなくなるほか、自宅充電の気軽さを活かし、バッテリーに良いとされる80%程度の充電を繰り返すことが可能となる。また、同社の新電力小売事業「Looopでんき」は、契約アンペア数を増やしても基本料金は0円のため、EVオーナー向け電力小売プランを契約することで1キロワットアワーあたりの電気代が1円お得になるという。
対象地域は、関東地方と中部地方の一部(群馬県、栃木県、茨木県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県の一部)。
同社は、充電インフラを整備し、「動く蓄電池」でもあるEVの導入を促進することで再生可能エネルギーの普及に努めていくとする。
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