6月の国交省既存住宅販売量指数、前月比13.0％増の94.3

国土交通省は9月29日、登記データを基に個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工・指数化した今年6月分の「既存住宅販売量指数」を公表した。戸建て・マンション合計の季節調整値は前月比13.0％増の94.3（前年同月比13.4％減）、床面積30m²未満のマンションを除いた合計は同10.0％増の88.3（同15.0％減）だった。

そのうち、戸建て住宅の同指数は同11.4％増の98.4。マンションは同14.8％増の89.3、30m²未満を除いたマンションは同7.8％増の75.2だった。

「既存住宅販売量指数」は、建物の売買を原因とした所有権移転登記個数のうち、個人取得の住宅で既存住宅取引ではないものを除き、2010年平均を100として指数化したもの。総務省統計局の「住宅・土地統計調査」で把握可能な「既存住宅取引量」には含まれていない別荘、セカンドハウス、投資用物件等を含む。各月の販売量における季節性を排除するため、月次指数において季節調整を行う。