ウェルネストホーム(愛知県長久手市)はこのほど、施工エリアを全国に広げるため、ウェルネストホームの躯体を作る職人集団として新たに「ウェルネストエンジニアリング」を発足した。
これまで、高気密・高断熱の家を施工できる仲間の会である「低燃費住宅普及の会」が限られたエリアで施工を行ってきたが、同社代表の早田宏徳さんがYoutubeチャンネルで家づくりに関するライブ配信を始めたところ、施工エリア外からの問い合わせが増えたため、その声に応えようと今回の発足に至った。
「ウェルネストエンジニアリング」は、ウェルネストホームを施工する会員プランのひとつと位置付け、これまでの「施工会員」(近隣エリアでウェルネストホームの施工に対応する協力施工会員)と「FC会員」(ウェルネストホームとして事業展開ができる本部の条件を満たした会員)の中間的な存在。同社が持つ高気密・高断熱住宅を施工するためのノウハウが無償提供されることが最大の特徴だ。
本部の研修を受講し一定以上の技術水準があると認定されるとともに、継続的な本部のチェックに合格し続けることで、「ウェルネストエンジニアリング」会員としてブランドを掲げることが可能となる。会員は、専用商品の元請け販売が行えるほか、集客などのサポートも受けられる。同社では、ウェルネストエンジニアリングの発足により、今年度中に施工可能エリアを全国に拡大したいとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。