アイジー工業(山形県東根市)は9月24日、公益社団法人発明協会が主催する2020年度全国発明表彰において、「軽量で断熱性・防水性の高い金属横葺屋根材の発明(金属屋根材ガルテクトシリーズの発明)」で『日本弁理士会会長賞』を受賞したと発表した。
全国発明表彰は、日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的とし、多大な功績をあげた発明を表彰するもの。『日本弁理士会会長賞』は、科学技術的に秀でた進歩性を有し、顕著な実施効果を挙げている発明等が対象。最高位の『恩賜発明賞』に次いで優秀と認められた発明に与えられる。
受賞した「ガルテクトシリーズ」は、遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮する金属横葺断熱屋根材で、高耐久、軽量、高い施工性などの特徴を備える。熱貫流率は1.43W/m2 K。重量は1m2あたり約5kg。今回の受賞では、「断熱性、軽量性、施工性、防水性に優れていること」、「災害発生時の供給により生活再建の第一歩として復興支援に貢献していること」が評価されたという。
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