国土交通省は9月25日、今年8月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種(型わく工(土木)、同(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、同(建築)、電工、配管工)の過不足率は0.6%の不足となり、不足幅は前月から0.2ポイント拡大。東北地域では過不足率1.4%の不足となり、不足幅は前月から0.2ポイント拡大した。
職種別の状況では、全職種で不足となった。不足が最も大きかったのは型わく工(土木)と配管工(ともに1.3%)だった。地域別では、北陸、中部、近畿、沖縄で均衡、中国で過剰、北海道、東北、関東、四国、九州で不足となった。不足率の最大は北海道(2.2%)、ついで東北(1.4%)、四国(1.3%)、関東(0.5%)、九州(0.4%)となった。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国、東北地域とも「普通」となっている。
同調査は、8月10日~20日の期間(日曜、休日を除く1日を対象)、1704社の手持現場9420カ所、一般工2万7409名を対象として調べたもの。
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