積水化学工業(大阪市北区)住宅カンパニーは、自社分譲地「スマートハイムシティ&プレイス」に国が推進する「コミュニティZEH」の考えを取り入れ、レジリエンスを強化した分譲地を全国で順次展開する。
「コミュニティZEH」は、停電時でも自立的に電力の供給が可能なZEHを活用した地域防災拠点の整備を促進し、自然災害等に伴う長期停電リスクを回避可能な住宅モデルを推進するもの。「共助」の考えも取り入れ、住民同士が助け合えるまちづくりを推進する。国の2019年度補正予算「コミュニティZEHによるレジリエンス強化事業」では、採択された15件のうち、同社が手掛ける分譲地が11件を占める。
また、同社では「コミュニティZEH」を通じてSDGsに掲げられている「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」の目標実現にも寄与する。
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