モーブル(福岡県大川市)とIKASAS DESIGN(神奈川県横浜市)はこのほど、両社によるデザイン企画「ON(オン)プロジェクト」を始動したと発表した。
同プロジェクトは、普段の生活で困っていることをアイデアや機能で解消し、デザインによって楽しさを感じられる、豊かな生活の実現が目的。第1弾として、新型コロナウイルスによって増加している在宅勤務への需要に対応した、新しいライフスタイルに溶け込むテレワーク家具を発表する。シリーズ名の「OPUS(オプス)」は、ラテン語で仕事、働くという意味。11月頃に発売予定。
書斎などの部屋がなく、リビングやダイニングでは家族がいて集中できないという人を対象に、寝室の姿見(ドレッサー)やベッドをデスクと組み合わせた商品を提案。日中有効活用できていない寝室空間を、「プライベートなオフィス(在宅勤務)空間」に変えるアイテムとして提供する。また、リビングで仕事をする人には、リラックスして作業できるダブルクッションソファや、ワゴンとシェルフを収納できるフレキシブルなワーキングローテーブルを提案している。仕事の空間づくりに悩む人のために、機能性とデザイン性を両立させた、新しい考え方のテレワーク家具としてデザインしたという。
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