住まいと暮らしの実例写真共有サービス「RoomClip(ルームクリップ)」を運営するルームクリップ(東京都渋谷区)は9月16日、D2C(Direct to Consumer)クラウドサービス「RoomClip ビジネス」の提供を開始した。また2021年春からは、マーケットプレイス「RoomClip ショッピング」の提供も行う。
「RoomClip ビジネス」は、インテリアや雑貨、DIY、家電など、住生活に関連する企業向けのD2Cクラウドサービス。RoomClipユーザーとつながり、製品・商品を販売するまでの一連のサイクルを後押しする。「RoomClip」に集うユーザーの行動データや属性データなどの分析から、自社や自社製品へのユーザーのファン化、ユーザーとのコミュニケーションや販売促進活動、「RoomClip ショッピング」への出品管理・決済管理などが行えるものとなっている。
「RoomClip ショッピング」は、「RoomClip」ユーザーが投稿した実例写真などを参考にして、住生活関連の商品を購入できるサービス。膨大な実例写真や、ユーザー同士のつながりなど、製品・商品軸でのファンコミュニティを形成することで、ブランドや製品のファンが新たなファンを生み出す、ソーシャルコマースを実現する。購入の参考にされた実例写真の投稿ユーザーには、貢献度に応じてインセンティブを付与する仕組みも用意しているという。
同社は、「RoomClip ビジネス」においては初年度利用企業数500社、「RoomClip ショッピング」においては初年度流通取り引き総額100億円の達成を目指すとしている。
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