大建工業(大阪市北区)はこのほど、独自の抗ウイルス機能『ビオタスク』対応製品の「集成材カウンター(ゴム材)(イージーオーダーカウンタ―)」、「手摺セット32型(I型・L型)」、「スリムにぎりバー」において、一般社団法人抗菌製品技術協議会(SIAA、東京都新宿区)の抗ウイルスSIAA認証を取得した。
同社は2009年の新型インフルエンザの世界的流行をきっかけに、2011年から抗ウイルス建材の開発に着手。2012年に『ビオタスク』技術を確立し、高齢者施設向け機能建材「おもいやりシリーズ」の手摺やにぎりバーなどに同機能を付与した製品を発売。以降、カウンターや壁材等へ対応部位を拡大しながら実績を重ね、今年8月発売の新製品を含めて全21アイテムを展開する。
『ビオタスク』の抗ウイルス機能については、抗菌加工製品などを参考に独自の品質基準を2012年に制定。昨年7月からSIAAによる抗ウイルス認証の運用がスタートしたことから、『ビオタスク』対応の3アイテムにおいて、先行してSIAAの抗ウイルス認証を取得。残りの製品も早期取得を目指す。また、今後は手の触れる頻度の高い部位以外の対応製品展開も積極的に進めることで、抗ウイルスに対するニーズに空間全体で対応できる製品ラインアップを構築していく予定。
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