富士工業(福井市)は9月7日、表面に漆喰塗料を使うことで、抗ウイルス機能をもたせた粘着性の内装用シートとテープを発売した。
基材は壁紙用フリースで、表面材に関西ペイント販売(東京都大田区)の漆喰塗料「アレスシックイモンティアート」を使用。この漆喰塗料に含まれる消石灰の強アルカリ性が抗ウイルス・抗菌機能を発揮し、塗膜に付着したウイルスを15分で99%以上不活性化することが確認されているという。効果は約1年。
壁・天井用の「漆喰パワーシート」は、塩ビ壁紙やガラス、ステンレス、木などの下地に対応。幅470mm。25m巻が4万7000円、50m巻が9万2000円。
「漆喰パワーテープ」は、手すりやドアノブなどに貼れるテープタイプ。幅120mm。25m巻が1万3200円、50m巻が2万4000円。
特注デザイン・サイズにも対応できるとする。
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