戸建住宅の地盤調査や建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(JHS、東京都墨田区)と、住宅地盤第三者認証システム「GeoWebSystem」を手掛けるジオサイン(東京都千代田区)はこのほど、「GeoWebSystem」のサーバ装置及びプログラムにおいて共同特許を取得した。
「GeoWebSystem」は、地盤調査データをWeb上にアップロードし、パソコンからリアルタイムなアクセスを可能にすることで、これまで地盤調査のネックだったヒューマンエラーや不正行為を防止し、同時に業務の効率化を促進するソリューション。
今回特許を取得したサーバ装置及びプログラムは、地図上に表示された物件アイコンの色や絵が変わることで地盤調査の進捗状況をよりリアルタイムに確認できるもの。「調査前の移動中」「調査中」「調査終了」の進捗状況をはじめ、調査員と調査場所の距離から到着時刻を算出することで、調査予定時刻を過ぎた場合の「調査遅延中」、遅れそうな場合の「調査遅延予測」といった詳細な進捗状況を管理できる。
また、調査中にデータが30分以上送られてこなかった場合は地図上にアラートが表示され、調査員の熱中症などの安全確認を行う機能も備える。
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