ミャンマー政府認定人材送り出し機関のミャンマー・ユニティ(日本駐在営業部=東京都千代田区)は9月10日、ミャンマー人技能実習生送り出しの再開が可能となったと発表した。
新型コロナウィルスの感染拡大が収まりつつある国・地域との出入国緩和に向け、日本政府がミャンマーとの国際的な往来を再開させることを決定。ミャンマー政府が同月8日から技能実習生への査証(ビザ)申請受付を再開したため、双方向の長期滞在者の往来を可能とする「レジデンストラック」による日本への入国が可能となった。
今回往来が再開される対象者は、技能実習生および特定技能人材を含む、ビジネス上必要な人材等。ミャンマーは新型コロナ感染拡大に伴う入国拒否の対象国でないことから、レジデンストラックによる入国に対して、出発前のPCR検査と陰性証明書、到着時のPCR検査が免除となる。ただし、現行の水際措置である14日間の公共交通機関不使用および自宅等待機については、感染防止のため実施の対象となる。
ビザ取得後に運航中のANA救済便ヤンゴン発が予約できれば、ミャンマー人技能実習生の日本入国が可能になる。直近では9月18日・27日の便が運航予定となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。