日立グローバルライフソリューションズ(東京都港区)は9月9日、複数の家事代行事業者を集め、一つのプラットフォーム上で幅広い選択肢からユーザーの希望に合うスタッフをマッチングする「家事代行マッチングサービス」の実証実験を開始した。
同サービスは、家事代行スタッフに対する評価や口コミなどの情報をもとに、ユーザーがスマートフォンやタブレットから手軽に家事代行サービスを依頼できるもの。同社独自のアルゴリズムを実装した自動マッチング機能により、エリアの集約化や移動の効率化を促し、家事代行スタッフの1日のサービス対応件数を増やすことで、家事代行事業者の課題であるスタッフ不足の解決を目指す。
同社では、在宅勤務の継続による家事負担の増加を想定し、その負担軽減のために、新たに家事代行サービスを利用するユーザーが増えるとし、実証実験では、新常態(ニューノーマル)における家事代行事業へのニーズ増加の仮説検証やシステムのユーザビリティ検証などを行う。また、事業化に向けたマッチングアルゴリズムの開発用データの収集も行う。
実証実験の期間は、9月9日~11月30日。ユーザーとして、東京23区と横浜市に居住する同社社員が参加する。
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