大阪、奈良、京都を中心に新築・リフォーム・不動産事業を手掛けるシーキューブ(大阪府八尾市)はこのほど、必要最小限のものだけで暮らすミニマリストのための”おひとりさまの家”を建設した。
同社は、人生100年時代において、独身者が家を持つことは老後に向けた安心材料になることから、近年女性1人での持ち家志向が高まっているといい、今回、30代女性が一人で暮らしていくための家を新築。7.5坪の平屋は、7帖のリビングとトイレ、洗面脱衣室、風呂のシンプルな間取りで、収納は床下収納のみとした。持ち物が少なく無駄がない一方、セントラル浄水器を採用するなど、良いと思うものにはお金をかけた満足度の高い住宅となっている。また、小さい家は掃除の労力が少なく、固定資産税を抑えることにもつながるとしている。
同社は、顧客の価値観や家に対する想いに応えるためさまざまな提案を行っており、今回の新築物件は、「少子高齢化と晩婚化が進むなか、今後変化していくと考えられる家の持つ意味やあり方、未来の住宅を考えさせられる物件になったのではないか」としている。現在、ペットと暮らす女性のための1階床面積8坪の3階建てを建設中。
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