建設・土木の生産支援クラウド「Photoruction(フォトラクション)」の開発・運営を行うフォトラクション(東京都中央区)はこのほど、BIMobject Japan(東京都新宿区)と協業し、ファシリティマネジメントにおけるBIM活用に関する共同研究を開始した。
共同研究では、BIMobject Japanが提供するBIMコンテンツプラットフォームサービス「BIMobject Cloud」と、設計・施工・維持管理まで建物ライフサイクルのデータベースとして直感的に操作でき、BIMビューワーとしての機能も備える「Photoruction」を活用する。維持管理分野におけるBIM浸透と建物のデータベースの有効活用を目指し、関係者がマニュアルや導入説明なく、BIMを気軽に扱えるサービスを商用化する。
新たなサービスは、竣工時点において図面情報と部材・設備情報などをリンクさせ、設備点検や修繕工事の計画・実施に役立つものとする。ファシリティマネジメント実務で求められる用途に絞り、既存のBIMソフトウェアに比べてより軽く・より安く、現場にとって必要なサービスのみを提供する。
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