リフィード(福岡市)は、同社が工務店などに提供・販売している仕様決めシミュレーター「イエプロ」に新機能として、施主自身が仕様を選択できる「施主利用機能」を追加し、10月から提供を開始する。
同機能は、工務店がキッチンやシステムバスなど施主に選択してもらう項目をあらかじめ設定しておくことで、施主は自宅などから商品の特徴などを自分の都合の良いタイミングで確認し、自由に選択することができるというもの。施主が選択して保存した後は、工務店担当者が内容を精査し商品選択に間違いがないか施主にオンラインや電話等で確認するという流れ。同社では仕様決めの打ち合わせ時間が短縮でき、また非接触でできるなど、工務店、施主双方にとって大きなメリットになるとしている。
「イエプロ」は、今年3月にリリースしてから、オンラインという非接触型での仕様決めが可能なことで注目が集まり、現在約50社が採用。同システムの年間利用6200棟を見込んでいる。
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