※新建ハウジング紙面から
静岡県東部で新築住宅事業を展開するStandard(スタンダード、沼津市)は、今秋の本社移転に向け、新社屋と3棟のモデルハウスを建設中だ。
モデルハウスには、ウッドステーション(千葉市)の大型パネルを採用。
8月7日、3棟同時に上棟を行った。大型パネルの標準仕様化に向けた試みで、大工の回転率を上げることで棟数を拡大するとともに「大工の年収1000万円」を目指す。
大型パネルは、すでに導入済み(実績4棟。いずれもモデルハウス)だが、今後は全棟で大型パネルを採用する予定だ。大型パネルを導入したのは、受注棟数の拡大を図るためで、現在の年間90棟前後から、まずは150棟を目指す。将来的には、静岡市周辺エリアまで商圏を拡大し、200棟超を供給したい考えだ。
社長の有田晃一さんは、拡大戦略を描くうえで、大工の体制が大きな課題になったと話す。1棟当たりの工期は30坪程度で60日前後(うち大工工事は約21日)。現在、11組の大工が施工を担っており、1組当たり年間約8棟を担当している。棟数を増やすには、新しい大工の確保も考えなくてはならなかった。
しかし、有田さんは・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 8月30日号』に掲載しています
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