ヤマト住建(兵庫県神戸市)は、同社モデルハウスに、エコカーから住宅へ電気を供給できる「スマートエルラインライト」を導入したと発表した。兵庫県三木市と京都府宇治市の新モデルハウスにて導入。
「スマートエルラインライト」は、日東エルマテリアル(大阪市)が開発した装置で、HV車・PHV車・EV車などのエコカーに搭載されているACコンセントから、簡単に住宅へ電気を供給できるもの。停電後、車内のACコンセントへ屋外電源用接続ケーブルを挿し、住宅の壁面に設置した屋外電源入力ボックスに繋ぎエンジンをオンにすると、家の中の指定箇所5系統に電気が供給され、最大100V1500Wの電気を使うことができる。
従来の停電時電気供給設備と比べリーズナブルな価格での提供が可能なため、同社では、これまで費用面で導入が困難だった顧客へ向け、災害時の安心材料のひとつとして提案していく。
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