野村不動産とJA世田谷目黒、「都市型体験農園サービス」開始

野村不動産（東京都新宿区）と世田谷目黒農業協同組合（JA世田谷目黒、東京都世田谷区）は業務提携契約を結び、今年11月から世田谷区中町で「都市型体験農園サービス」を開始する。双方の強みを生かし、多様な機能を有するグリーンインフラとして「都市農地」の保全・活用を推進する。新型コロナウイルスの影響により定着しつつある新しい生活様式の需要にも対応する。

新サービスでは、作付けから収穫まで本格的な体験農業を行うことができる。農具の貸出、作付けの種・苗や肥料はすべてサービスに含まれており、初心者でも手軽に安心して様々な野菜づくりを楽しめる。当初は野村不動産グループカスタマークラブ会員を対象とし、来年度以降は一般顧客への拡大を検討する。

農園所在地は、東京都世田谷区中町3丁目。体験農園面積は2000m²超。料金は、1区画月額利用料5000円（3.6m²あたり）、初回登録料5000円。なお、来年3月までは利用料2000円／月、初回登録料無料とする。