１１年１２月中古・新築の戸建成約件数が前年同月比５～６％増

　（財）東日本不動産流通機構（東京都千代田区、通称：東日本レインズ）は、２０１１年１２月の首都圏における不動産流通市場の動向を発表した。

　それによると、中古マンションの成約件数は２２７２件（前年同月比０.３％増）と微増。都県別にみると東京・埼玉が前年同月を上回った。成約ｍ^２単価は３８.７６万円（同▲３.７％）、成約価格は２５１５万円（同▲３.６％）と下落したものの、前月比では１.５～１.８％上昇した。

　中古戸建ての成約件数は８６５件（同５.６％増）で、３カ月連続の上昇となった。ただし成約価格は２８７４万円（同▲８.８％、前月比▲５.１％）と４カ月ぶりに下落した。
　
　一方、新築戸建ての成約件数は３０５件（同４.５％増）に。なかでも千葉の増加が目立った。成約価格は３４９９万円（同▲０.１％）で前月比４.３％増と大きく伸ばした。