ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は8月26日、規格型注文平屋住宅「IKI(イキ)」を発売したと発表した。
全プランで16帖以上のリビングを確保するとともに、さまざまな方位に適応する玄関ユニットを採用。住宅の外枠を変えることなく、間取りブロックの配置換えのみで間取りの変更を可能とした。同住宅は「シンプル+スマート+効率的+低コスト」な商品で、構造上の安全性を確保しながら17坪(約56.2m2)590万円~の価格を実現しており、顧客のスタイルにフィットする間取りプランで、2階建て住宅以外の選択肢を提供していくという。
少子高齢化や独り身、単身世帯の増加による世帯平均人数の減少に加え、新型コロナウイルスの影響で働き方など生活の見直しも進んでいることから、同社では日本人のライフスタイルに大きな変化が生じつつあるとして、新たに提案型の住宅商品を開発。「シンプルでコンパクトな暮らし」をデザインの基軸に、ウィズコロナで顕在化する生活スタイルと住宅ニーズに対応する規格型注文平屋住宅を販売する。
商品名の「IKI」には、かつて平屋が中心だった江戸時代に生まれた日本の生活美意識「粋」から、思いきり自分らしく、粋に暮らして欲しいという想いが込められている。坪数17坪~27坪(約56.2m2~約89.3m2)、1LDK~4LDK(他プランあり)。価格は590万円~819万円。
8月28日に、同商品初の展示場となる無人内覧システム搭載のモデルハウスを群馬県高崎市にオープン。当社によると群馬県の平屋率は25.1%であり、高崎市が東京まで1時間以内であることから、首都と地方をまたぐ生活パターンの提案が可能だとしている。
今期販売目標は30棟。モデルハウスの出店エリアも随時拡大していく予定。
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