※新建ハウジング紙面から
「楽しみながら、より良い家づくりを広げていこう」と、新潟県内の工務店や設計事務所など住宅業界の関係者が一般の人たちも巻き込んで展開する住まいの学校「住学(すがく)」(校長=村松悠一・エスネルデザイン代表)が、県産材活用に向けて動き出した。
行政(新潟県)や林業・製材関係者らと議論しながらも、補助制度など従来の枠組みにとらわれずに、「良いことは、楽しみながらみんなでやろう」という住学のコンセプトに基づき、柔軟な発想で実践的な活用・普及策を検討していく考えだ。
住学ならではの県産材活用を進めようと、新たに「県産材振興部」を設置。宮﨑建築の宮﨑直也さんが部長として活動を引っ張る。7月20日には、校長の村松さんをはじめ宮﨑さんら部員が阿賀野市内にある宮﨑建築の事務所に集まり、県の県産材振興室や県森林研究所の担当者を招き、県産材活用策について自由に議論する初のミーティングを開催した。
60~70年生のスギ伐期需給のミスマッチ解消がカギ
ミーティングで、同室の前川達人さんは、戦後に植林した60~70年生のスギが一斉に伐期を迎えている県内の人工林の状況について説明したうえで・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 8月20日号』に掲載しています
新建ハウジングの試読(郵送)で電子版もお試しできます。
新建ハウジングでは、ウィズコロナ期における地域工務店の取り組み事例や経営者の声も多く取り上げています。
新建ハウジング試読で電子版を読む
新建ハウジングとは
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。