リビタ(東京都目黒区)は、新潟駅 CoCoLo南館1階に、レンタルスペース、ワークラウンジ、コーヒースタンド等を併設した複合型シェアスペース「MOYORe:(もより)」をトッキー(新潟市)と共同開発し、9月16日から運営を開始する。
県内外の人が集まりやすい駅直結のアクセスを生かした施設で、シェアキッチンやアトリエ、ホール、スタジオ等のレンタルスペースは、ビジネス・カルチャーを問わず利用可能。ポップアップスペースは、展示や物販のほか情報発信、コミュニケーション拠点としても活用できる。仕事や勉強、出張者の電車等の待ち時間に利用できるワークラウンジやミーティングルーム、コーヒースタンドなどを併設し、他地域とつながる新たな出会いの場として提供する。
新潟駅ではJR東日本グループによる再編が行われており、開発を契機に地域と連携した地方再生への取り組みを進めている。同社は、地域の既存ストックの活用を通じその地域の人や街と連携し、地域活性化・関係人口創出へとつなげていく事業へ展開しており、これまで東京都日野市、茨城県、長野県、鳥取県で同様の取り組みを行っている。今回これまで培ってきたノウハウを活用し、地方都市の駅のあり方を再定義し、街と駅、街と人、街と街をつなぐ「最寄り」駅とすることで活性化を促し、地域コミュニティや関係人口の創出を目指すという。
同施設ロゴのストライプは、新潟県の特徴的な地形を表現しており「新潟の新たなシンボルとなるような場所に」「ニイガタ各地での新たなプロジェクトが生まれる場所に」という願いが込められている。
今後、同施設主催のイベントやワークショップを開催予定。レンタルスペースの利用受付は11月1日以降。プレイベント等、詳細はホームページまで。
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