国土交通省は8月24日、2020年度「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の第1回提案募集において、応募50件の中から、先導的な技術の普及啓発に寄与する「省CO2先導プロジェクト2020」48件を採択した。
同事業は、省エネ・省CO2とあわせて、健康、災害時の事業継続性、少子化対策等に寄与する取り組みの普及啓発を図るため、省エネ・省CO2に係る先導的な技術を導入した住宅・建築物のリーディングプロジェクトを支援するもの。
一般部門では応募6件の中から4件、中小規模建築物部門では応募3件の中から3件をそれぞれ採択した。一般部門の戸建て住宅では、OMソーラー(静岡県浜松市)の「エネルギー自立住宅の実現に向けて~太陽光と太陽熱を活用した自立率向上と災害対応~」を選定した。
また、LCCM住宅部門では応募38件の中から38件、今年度創設の賃貸住宅トップランナー事業者部門では応募3件の中から3件を採択した。
そのほか、同省は同日から同事業の第2回提案募集を開始した。応募期間は10月5日まで。採択事業は12月頃を目処に公表する予定。詳細はこちら。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。