じげん(東京都港区)は8月21日、同社が運営するリフォームマッチングサイト「リショップナビ」において、7月のアクセス数が昨対比240%を達成したと発表した。
2013年にサービスを開始以降、平均103%~110%の伸び率だった月間アクセス数が、4月を境に急伸。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛など、「巣ごもり」の生活スタイルが定着化し、住生活への関心および投資が増加したことが影響した。「テレワーク対策」「感染防止対策」のリフォームが人気となっている。
「テレワーク対策」では、リビングや書斎に間仕切りを設置するなど、住みやすさと働きやすさの両立が求められている。「感染防止対策」は、換気ができる網戸や玄関で手洗いができる簡易シンクを設置するなど、「抗菌」がテーマとなっている。特に網戸は、5月~6月の依頼件数が前年と比較して4倍以上だったという。
同社では、両対策を打ち出すリフォーム会社を特集するなど、ニューノーマル時代へのニーズに対応。ユーザーとのマッチングの質および量を向上させる施策に取り組み、サービスを加速させていくという。
コロナ禍において、対面接客が主流だった住宅・リフォーム業界ではデジタルシフトが急速に進んでいることから、同サイトへの加盟店増加率が前年比15%アップ。非対面対応可能なリフォーム会社の明記や、オンライン上でのリフォーム会社紹介ページの拡充、「新しいリフォーム様式」の情報を発信するなど、デジタルソリューションの提供と加盟店の支援を行っている。
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