国土交通省は8月20日、建設分野における特定技能外国人と受入企業のニーズを一致させ、雇用の安定等を図るため、(一社)建設技能人材機構(JAC、東京都港区)が国内で就労を希望する外国人(求職者)を対象にホームページを公開し、無料職業紹介(求人求職マッチング)を本格開始すると発表した。
JACは、同ホームページから求職票をダウンロードして提出した求職者または求職者を雇用している受入企業と求人企業のマッチングを行う。対象となる求職者の例は、(1)技能実習2号・3号、外国人建設就労者(特定活動)を修了する見込みで日本での雇用継続を希望する者、(2)技能評価試験と日本語試験の両方に合格した者、(3)特定技能外国人で転職を希望する者、(4)受入企業の都合により雇用契約を解除された特定技能外国人。
日本語に不安がある外国人には、(一財)国際建設技能振興機構(FITS)が母国語相談業務を通じて外国語(中国語、ベトナム語、インドネシア語、フィリピン語、英語)での情報提供と相談の受付を行い、JACの求職ホームページの利用をサポートする。
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