東邦レオ(大阪府大阪市)は、なかなか屋上緑化が進まない商業施設や病院・福祉施設、オフィスビル、マンションなどの既存建築物を対象に、防水改修費用と同等の金額で屋上庭園+防水工事を実現する「プラスワンステージ」を1月25日に発売する。
屋上面積が大きい既存建物(RC造・鉄骨造建築物)では、定期的な防水改修の際に屋上緑化が検討されるケースが多い。ただし、防水改修から本格的な屋上庭園の導入工事まで行うと、約5万円/m2のコストがかかる。これを一般的なビルの屋上面積300m2で計算すると約1500万円にもなり、コストが大きなネックとなっていた。
そこで同社では、デザイン性の高い資材を厳選し一括購入することで資材調達の低コスト化を実現。またパッケージ化により販売にかかる間接費を大幅に削減、防水改修+屋上庭園を1万4900円/m2~と従来比3分の1以下のコストで導入できるようにした。
ベーシックな低コストプランのほか、ドックラン、菜園、ガーデン(いずれも2万1900円/m2~)など4プランから選択できる。費用には家具も含まれており、導入直後から屋上庭園の活用が可能という。
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