フォーセンス(東京都千代田区)はこのほど、災害・停電時に一般的に流通しているHV車、PHV車、発電機からの電源を使用することで、室内に設定した5系統への電気供給を可能にする電気供給システム「そなえるでんき」の加盟工務店への提供を開始した。
HV車などの屋外電源を屋外電源入力ボックスに接続することで、照明や冷蔵庫での食材保存、TV・Wi-Fi・携帯電話などの情報源の確保が可能となるというもの。災害時は自動切り替えで電気が供給されるため、長時間の停電でも安心して住むことができる。
近年自然災害が多発し、災害時の安心に関心が高まっているが、太陽光発電システムや蓄電池の導入は高額であることから、同社では20万円以下で設置できる同サービスを提供。「災害に強い住宅」の普及・促進を図るとともに、今後一般工務店への販売も視野に入れ展開していくとしている。
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