国土交通省は8月5日、今後急増する高経年マンションについて、適正な維持管理と長寿命化に資する改修や建替えを促進するため、先導性の高いマンション再生プロジェクトへの支援を行う2020年度「マンションストック長寿命化等モデル事業」の第1回募集において、8件の応募の中から4件のプロジェクトを採択した。
事業前の立ち上げ準備段階への支援を行う「計画支援型」では応募6件の中から3件を採択した。採択プロジェクト(提案者)は、「スカイライフ武蔵小山」(NPO都市住宅とまちづくり研究会)、「朝日多摩川マンション」(阪急阪神不動産)、「竹山団地1610棟」(団地再生事業協同組合)。
長寿命化等の改修工事や建替工事の実施段階への支援を行う「工事支援型(長寿命化改修工事)」では応募2件の中から1件を採択した。採択プロジェクト(提案者)は、「秀和高円寺レジデンス」(ジャパン・エンヂニアリング)。
第2回応募は9月30日まで受け付ける。採択プロジェクトの公表は10月末頃を予定する。
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