国土交通省は8月3日、2020年度「サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)」の第1回提案募集において、応募5件の中から5件を採択した。
同事業は、地域の気候風土に応じた建築技術の継承・発展と低炭素社会の実現に貢献するため、伝統的な住文化を継承しつつ、環境負荷の低減を図るモデル的な住宅の建設を行うプロジェクト(「気候風土適応型プロジェクト2020」)に対して、国が建設工事費の一部を支援するもの。
採択プロジェクトは一級建築士事務所バジャン(岡山県倉敷市)の「広江の家」、里山建築研究所(茨城県つくば市)の「筑波山麓板倉仮設転用住宅」、水野設計室(岐阜県八百津町)の「豊田の石場建て」、門一級建築士事務所(沖縄県南風原町)の「U邸新築工事」、松田まり子建築設計事務所(沖縄県浦添市)の「風と生きる花ブロックの家」。
第2回の提案募集は9月4日まで。
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