LIXILビバ(埼玉県さいたま市)は7月31日、2021年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は前年同期比7.5%増の501億6500万円、営業利益は21.4%増の37億9700万円、経常利益は16.0%増の34億9200万円、四半期純利益は16.6%増の23億7900万円。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり消費需要で増収増益となった。
新型コロナでゴールデンウィークに5日間の全店休業を行ったが、既存店で10億円、新店で24億円の売上増があったという。販促の自粛で広告費などの削減もあり、増益につながった。なお、「ホームセンタームサシ」「スーパーセンタームサシ」などホームセンターを展開するアークランドサカモトによる同社のTOBに親会社のLIXILグループも応じることになっており、上場廃止が見込まれている。
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