積水ハウス(大阪市)とマリオット・インターナショナルは7月30日、道の駅を拠点にホテルを開業し旅の拠点化を目指す「Trip Base 道の駅プロジェクト」で年内に4府県8カ所で開業すると発表した。2025年までに25道府県で約3000室規模を目指す。
「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、道の駅のホテルで観光を起点に地域経済の活性化を目指す地方創生事業。積水ハウスがホテルを施工し、積水ハウスとマリオットでホテルを運営する。また、25道府県の自治体と34社のパートナー企業と連携する。新型コロナウイルスの影響で公共交通機関利用から切り替えが見込める自動車旅行や、ワーケーション需要の取り込みも図る。
年内に開業するのは栃木県宇都宮市・茂木町、岐阜県美濃市・郡上市・美濃加茂市、三重県御浜町、京都府宮津市・京丹波町の8カ所で計596室。10月から順次開業する。2021年度末までに1152室、2022年度中にさらに約1000室を開業予定。2025年までに25道府県で約3000室規模まで拡大を目指す。
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