国土交通省は7月29日、登記データを基に個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工・指数化した今年4月分の「既存住宅販売量指数」を公表した。戸建て・マンション合計の季節調整値は前月比1.6%減の102.9(前年同月比9.7%減)、床面積30m2未満のマンションを除いた合計は同1.0%増の99.5(同6.6%減)だった。
そのうち、戸建て住宅の同指数は同1.0%減の104.5。マンションは同3.4%減の101.1、30m2未満を除いたマンションは同2.5%増の94.6だった。
「既存住宅販売量指数」は、建物の売買を原因とした所有権移転登記個数のうち、個人取得の住宅で既存住宅取引ではないものを除き、2010年平均を100として指数化したもの。総務省統計局の「住宅・土地統計調査」で把握可能な「既存住宅取引量」には含まれていない別荘、セカンドハウス、投資用物件等を含む。各月の販売量における季節性を排除するため、月次指数において季節調整を行う。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。