コンピュータシステム研究所(宮城県仙台市)は7月29日、建築事業者向け住宅プレゼンシステム「ALTA」シリーズの最新版「ALTA Revolution(アルタ レボリューション)」の販売を開始した。
同製品は、プラン作成から3D・VRによるプレゼン、積算・見積、設計、伏図、構造計算まで行える住宅営業支援システム。施主と打ち合わせをしながら利用することを前提に開発されたもので、プレゼン力と提案スピードの向上、受注率アップを支援する。
最新版では、木造建築物構造計算システム「KIZUKURI」の機能を搭載し、構造計算(許容応力度法)によってスパン表よりも正確に梁せいを算出できる。「KIZUKURI」とのデータ連携で梁せい算定根拠や構造計算書の出力も可能。
また、CADライクだった伏図作成画面を見やすく、分かりやすいインターフェイスへ変更することで、優れた操作性と伏図の作成スピード向上を実現。部材干渉や定尺オーバー等の自動エラーチェック機能、部材の入力・削除時に関連する部材の結合や分割を行う自動調整機能により、伏図作成の生産性を大きく向上した。
そのほか、建築事業者のリモートワークのため、遠隔地からでも3DやVRを活用したプラン提案・打ち合わせを可能とする営業支援機能を充実させた。
価格は、「ALTA Revolution プレゼン・見積パック」が180万円~(税別、5年間の使用権、5年間の保守含む)、「ALTA Revolution プレゼン・構造パック」が330万円~(同)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。