AIを活用して住宅解体工事の一括見積もりを無料で提供するウェブサービス「くらそうね」を運営するクラッソーネ(愛知県名古屋市、川口哲平社長)はこのほど、こうち生活協同組合(高知県)、コープライフとくしま(徳島県)それぞれと業務提携した。
生協のネットワークを生かし、組合員に対して解体工事会社を直接紹介するマッチング事業を行い、住宅の改築や空き家の処分などのニーズに応える。
施主と解体工事会社を直接結び付けることによってコストダウンを実現しながら、解体業の業務効率化も促す。
生協との業務提携について、同社社長の川口さんは「解体工事を発注した経験がある一般の人はまれなうえに、インターネットなどでも調べにくいのが現状。提携により、組合員さんにはわかりやすい情報を入手しやすい、(工事の)コストが安いといったメリットがあり、工事会社にも適正な価格で受注できるというメリットがある」と説明する。
会社情報や顧客評価も提供
「くらそうね」は、施主と工事会社をマッチングするプラットフォームとして今年4月、全国を対象に開設した。蓄積されている3万5000件の見積もりなどのデータを元に・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 7月20日号』に掲載しています
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