国土交通省は7月27日、今年6月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種(型わく工(土木)、同(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、同(建築)、電工、配管工)の過不足率は0.5%の不足となり、不足幅は前月から0.4ポイント拡大。東北地域では過不足率0.7%の不足となり、不足幅は前月から0.7ポイント拡大した。
職種別の状況では、鉄筋工(建築)以外の職種で不足となった。不足が最も大きかったのは型わく工(建築、1.7%)だった。地域別では、近畿と沖縄で均衡、中国と九州で過剰、北海道、東北、関東、北陸、中部、四国で不足となった。不足率の最大は北海道(2.7%)、ついで中部(2.2%)、北陸(1.0%)、東北(0.7%)、四国(0.4%)、関東(0.1%)となった。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国、東北地域とも「普通」となっている。
同調査は、6月10日~20日の期間(日曜、休日を除く1日を対象)、1829社の手持現場9499カ所、一般工2万6916名を対象として調べたもの。
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