ミサワホーム(東京都新宿区)は7月27日、木質パネル接着工法の非住宅施設向け低層建築「PRO MONOCOQUE(プロ モノコック)」を、沖縄県を除く全国で発売した。医療や介護、保育施設の他、事務所などの需要を取り込んでいく。
同社の住宅に使われている木質パネルにより、耐震性を維持しながら大空間を確保。将来の事業変更に備えた可変性を担保する。断熱性は「ZEB Ready」以上への対応を可能とする。ミサワホームではこれまでも木質パネルによる非住宅施設は個別に対応し、年間30~40棟程度を建設しているが、今回商品化を行った。階数は3階建てまで。価格はケースによって異なる。ミサワホーム不動産とも連携し、需要取り込みやオーナーの経営サポートにもあたる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。