アキュラホーム(東京都新宿区)は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一時的に停止していた「カンナ削りの“木のストロー”」の普及活動を再開したと発表した。またそれに伴って、エシカルパートナーの募集を開始した。
木のストローは、同社が開発した間伐材を活用したストロー。森林保全につながるだけでなく、世界的問題になっている廃プラ問題の解決に寄与するアイテムとして高く評価され、2019年に日本で開催されたG20大阪サミットでも採用されている。
同社では、訪日外国人客約1000万人に木のストローをプレゼントする「1000万本プロジェクト」を1月に開始。多くの賛同者も集めていたが、新型コロナウイルス感染症拡大によってプロジェクトを中断した。しかし、7月の九州豪雨を受け、森林管理の必要性を再認識すると共に、コロナ禍であっても明るい地球の未来を作るためにできることがあると考え、木のストロー制作キットを用意し普及活動を再開する運びになったという。
活動再開に伴って募集を開始したエシカルパートナーは、同社及び日本を代表するものづくりの匠たちと共に、環境貢献活動に取り組みながら、SDGsの目標達成に向けて木のストローの普及を行う同志を指すもの。エシカルパートナーになることで、自社でのワークショップの開催や木のストローキットの販売などが可能になる。
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