一般社団法人日本エネルギーパス協会(東京都千代田区、早田宏徳代表理事)と一般社団法人クラブヴォーバン(同)は、原発事故を受けて避難した福島県川内村の人々が仮設住宅で暮らす福島県郡山市に、可搬型のコミュニティセンターをドイツからの支援金で建設した。
2011年12月28日に川内村に引き渡し、今年1月6日に川内村、ドイツ大使館、日本赤十字社などの参加により落成式を開く。
コミュニティセンターには多目的ルーム、キッズルーム、図書室、健康相談室などを設置。避難生活が終了すれば解体し、川内村に搬送して再度組み立てることを想定し1.82×4.55mのユニットをつなぎ合わせた木造平屋建ての構造とした。
また、暖房利用を最小限に抑える低燃費型の設計(ドイツ式省エネエコハウス、エネルギ-パス発行予定)で、天井400mm、壁105+80mmの断熱材を採用している。
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