大和ハウス工業(大阪市)は、都市部および中心市街地向けに3階建て賃貸住宅商品「GRACA(グラサ)」を7月21日から発売する。「上質で優雅なレジデンス」をコンセプトに、オリジナル外壁や業界最高クラスという高遮音床や高遮音界壁を採用した。
豊かな陰影を生み出す25mm厚のオリジナル外壁「GRACA WALL(グラサウォール)」は、2柄11種類を用意。オートロックのエントランスに加え、屋内共用空間に廊下や吹抜け階段を設けることで、入居者の防犯面やプライバシーに配慮した。同商品が採用する高遮音床と高遮音界壁は、下階や隣戸に伝わる音を大幅に抑える「エクセレント仕様」となっており、新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅時間が増え、高まる快適な居住空間へのニーズに対応している。建物には構造躯体・防水の初期保証30年を付け、オーナーの資産を長期にわたりサポートする。
同社は、三大都市圏における低層賃貸住宅着工数の割合が拡大していることから、入居者は都市部の高所得層、特に新婚から子育て世代をメインターゲットにする。間取りは1LDK~2LDK、販売価格は82.5万円~/坪。販売目標は年間200棟。
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