近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ、大阪市)は7月16日、近畿圏における4~6月期の不動産流通市場の動向を発表した。中古マンション成約件数は前年同期比24.1%減の3298件で、3期連続で前年同期を下回った。市場の売り出し(新規登録)件数は同3.1%増の1万6756件と、5期連続で前年同期を上回った。
平均成約価格は30期ぶりに前年同期を下回り、2186万円(前年同期比4.7%下落)となった。一方、売り出し価格は4.8%上昇の2437万円で、10期連続で前年同期を上回った。
中古戸建て住宅の成約件数は4期ぶりに前年同期を下回り、2870件(同9.4%減)となった。売り出し件数も4.8%減の1万3273件と、売り・買い双方の動きが減退している。
平均成約価格は同7.9%下落の1769万円で、2期ぶりに前年同期を下回った。売り出し価格は0.3%上昇の2468万円とほぼ横ばいだった。
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