システム開発のコモドソリューションズ(東京都渋谷区)は、同社が提供するIoTサービス「熱中症対策サポーター」を展開し、熱中症発生が懸念される場所での利用を提案している。
同サービスは、離れた場所で勤務するスタッフに熱中症計(センサー端末)を配布し温湿度データを収集、熱中症指数を表示するというもの。スタッフの熱中症危険度を管理者がウェブで確認し、休憩や環境改善を指示することで職場環境の安全をサポートする。管理者は、直接スタッフに注意喚起のためのメッセージ送信や電話ができるため、状況に応じて熱中症対策を強化できる。
同社は今年、新型コロナウイルス感染症対策にテレワークを実施している企業に、室内熱中症対策として同サービスを提案。最も多く熱中症が発生する「住宅等居住場所」で働くスタッフを守るサービスとして貢献するという。
同サービスは2016年のリリース以降、建設業をメインに文教・地域活動、学校や地域のクラブ活動、一人暮らしの高齢者の見守りなど、幅広い分野で利用されている。
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