TATERU(東京都渋谷区)は、不動産オーナーのバックオフィス業務を自動化する新サービス「Residence kit for Owner」をリリースした。
「Residence kit for Owner」は、オーナーや入居者、管理会社をIoTやRPAシステムで連携させ、不動産経営を自動化するSaaS型のサービス。入居者の賃貸借契約を保管できるストレージ機能や24時間の入居者対応、督促、退去連絡など、入居者管理に必要な全ての機能を網羅的に兼ね揃えている。入居者の退去から入居までの管理などを一貫して効率的に取り扱うことができるほか、自動内見の状況確認や、同社が提供する共用部のウェブカメラと連動した物件の清掃状況確認、ゴミ置き場の状況確認も可能。同社によると、賃貸管理サービスとしてのウェブカメラとの連動は日本初だという。
同社では、RPA化された独自の賃貸管理システム「賃貸管理自動くん」を利用することで、業務効率化とコスト削減を実現するとともに、従来はリアルでしか対応できなかった内見や賃貸借契約なども、全てオンライン上で運営している。また、コロナ禍で顕在化した対面や移動によるリスクといった課題に対しても、リモート対応が可能な仕組みを提供している。
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