タマホーム(東京都港区)は7月13日、2020年5月期決算を発表した。売上高は前期比12.0%増の2092億700万円、営業利益は34.0%増の98億7300万円、経常利益は40.3%増の97億5400万円、当期純利益は29.9%増の51億900万円。初めて2000億円を超えた売上高だけでなく各利益とも過去最高となった。
住宅事業は消費税引き上げ前の受注残が大きかった他、月ごとの着工枠を設け平準化を推進しコスト削減につなげた。また商品価格の見直しも行った。住宅事業の売上高は前期比10.2%増の1670億9900万円、営業利益は370.9%増の37億7500万円。注文住宅の引き渡し棟数は5.3%増の8890棟となった。新型コロナウイルスの影響については、3月に一時トイレやキッチンなどの入荷が止まったが同月中旬には回復し、軽微だったという。
2021年5月期業績予想は売上高が前期比6.8%減の1950億円、営業利益が24.0%減の75億円、経常利益が26.2%減の72億円、当期純利益が21.7%減の40億円となっている。
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